2015-12-30(Wed)
12月18日の日銀政策決定会合において、株式市場へのリスク資産買入れの新たな補完措置が発表されました。日銀は、新たなETF買入れ枠として年間約 3,000 億円の枠を設け、「設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業」の株式を対象とするETFを買入れるとしています。
市場の反応はいま一つでしたが、アベノミクスで企業側にコーポレートガバナンス改革、機関投資家にスチュワードシップコート導入と日本市場の変革を後押しする施策であることは明らかです。
市場に政策的な需要が入ることは、本来市場関係者の嫌うところですが、リーマンショックや東日本大震災の影響で日本市場が大きなダメージを受けていた中、2011年12月15日からETFやJ-REITに対する日銀の買入れが始まり、当初ETFが1兆円、J-REITが300億円という年間買入れ枠は、昨年10月の日銀政策決定会合でそれぞれ3兆円、900億円に増額され、来年買入れが継続されます。この政策についても、いつか出口(EXIT)があるでしょうが、現状は市場を支えていることも事実です。その状況と、補完措置について以下に纏めてみました。
☆日銀によるリスク資産買入れ状況
☆公的株式等買入れ状況と日銀補完措置
市場の反応はいま一つでしたが、アベノミクスで企業側にコーポレートガバナンス改革、機関投資家にスチュワードシップコート導入と日本市場の変革を後押しする施策であることは明らかです。
市場に政策的な需要が入ることは、本来市場関係者の嫌うところですが、リーマンショックや東日本大震災の影響で日本市場が大きなダメージを受けていた中、2011年12月15日からETFやJ-REITに対する日銀の買入れが始まり、当初ETFが1兆円、J-REITが300億円という年間買入れ枠は、昨年10月の日銀政策決定会合でそれぞれ3兆円、900億円に増額され、来年買入れが継続されます。この政策についても、いつか出口(EXIT)があるでしょうが、現状は市場を支えていることも事実です。その状況と、補完措置について以下に纏めてみました。
☆日銀によるリスク資産買入れ状況
☆公的株式等買入れ状況と日銀補完措置
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