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フィンテックとクラウドファンディング
最近はフィンテック(finance & technology)という言葉も、シリコンバレー流のスタートアップ企業の資金集めの標語とも捉えられがちですが、一方では既存の金融ビジネスの枠を破るイネベーションとしての期待値も高いものがあります。実際、金融庁でも昨年12月14日にFinTechに関する一元的な相談・情報交換窓口としてFinTechサポートデスクが設置されています。
そのフィンテックにおいて、投資に関するものでは最近AI(人口知能)を使った投資運用や助言(ロボアドバイザーなど)のサービスも目立ってきています。しかし、実質的には昨年の6月から制度は始まった投資型クラウドファンディングは、ネット上でのみリスクマネーの調達を行うのですから、その方法が定着していけば、投資の世界におけるイネベーション=フィンテックとなるはずです。
その投資型クラウドファンディングの現状をみてみると、次の様な状態です。
(※各種協会の対外公表文より)

○株式投資型クラウド⇒ 実績 ゼロ
(昨年6月から実質的に始まった株主コミュニティ(特定の証券会社による未公開会社株式の取引者コミュニティ管理)では、2月12日時点で売買愛金が1億4186万円)
○ファンド投資型クラウドファンディング⇒

2015年5月29日~同年9月30日
・募集開始総額 263,370千円(ファンド数41本)
・事業開始ファンド総額 6,650千円(ファンド数3本)
・四半期末に運営中のファンド総額 6,650千円(ファンド数3本)
・ファンドの償還 0円

    2015年10月1日~同年12月31日
・募集開始総額 316,500千円(ファンド51本)
・事業開始ファンド総額116,670千円(ファンド17本)
・四半期末に運営中のファンド総額116,670千円(ファンド19本)
・ファンドの償還 557千円(元本割れファンド数1本)

ファンド投資型は、既存のクラウドファンディング業者が電子募集業務(クラウドファンディングは少額電子募集取扱業務)を行う登録変更をして対応していますが、株式投資型が未だゼロです。

この株式投資型に関して、未だ実績がないことについては、次のような背景等が影響しているものと見られています。
◇証券会社として個人口座を扱う必要がある(ただし、クラウドファンディング=少額電子募集に特化した業者では、株式を預かることは出来ない。)。
◇募集した株式は、未公開株式なので、証券会社としては、自社で株式を保管しない場合、株主名簿管理人などの協力が必要となる。
◇募集に当たっては、契約締結前交付書面を投資家に提供すると、投資家からの同書面の内容を理解した旨の確認書の徴求が必要となること。(※なお、自主規制ルールの改正により、契約締結前交付書面の交付及び確認書徴求は、2016年2月16日よりネットでの対応が可能となりました。)
◇また、募集後、定期的に対象会社の情報を投資家に提供する必要がある。
◇以上を踏まえて、最低限の顧客管理システムが必要と考えられる。
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