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2017/10
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金融危機、少しだけ単純に考えてみよう
 少し眉間に皺をよせて、肝を据えたように会見していたガイトナー財務長官の金融安定化策が公表され、市場は失望売りから入った。どうも不良資産買取りの仕組みに市場の不満があるようだが、そもそもの金融危機の原因は、米国発なだから、実効性のある思い切った政策に、大いに期待するのは当然だろう。
 しかし、詳細な分析はアナリストに頼るとして、今回の施策は、失望するほどのものなのか。
 金融危機なのだから、あちこちで金流が滞り、金溜まりをつくって、各経済部分が麻痺してしまう。だから、国債や社債・CPの買取りを積極的に行い、とりあえず短期資金の滞留を解消させる政策を、各国とも実施している。
加えて、米国は不良資産(民間だけでは値段がつけ難い)買取という、長期資金供給に影響が強い施策を、決定した。これで、金流の滞りは、かなり解消に向かうのではないだろうか。
 実態経済の悪化が進むのは仕方ないとして、これで金融=金流の問題は解決に向かわないのであれば、更にドルは暴落してしまうのだろうか。
 市場においてセンチメントは重要だが、最終的な方向性は需給が決める。最近、短期金融市場におけるドル不足という情報は浸透してきたが、ガイトナー財務長官の必死の形相を受けて、米大手銀行の経営者も、意を決して、不良資産の売却に応じることを、祈るばかりである。

日本証券経済研究所提供レポート
国際金融危機と短期金融市場
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