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2017/10
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大震災後、個人投資家が注目すること
大震災後の投資家の動向として、海外投資家の日本株大幅買い越し(東証25日発表:3月14日~18日9678億円で過去2番目の買い越し額)が伝えられているが、個人投資家は同期間1998億円の売り越しとなっている。震災後の復興需要に対する期待がある一方で、未だ予断を許さない福島原発の動向が市場心理を冷やしているが、その中で個人投資家は何に注目しているのだろうか。主な株式SNSと投信ブログから、その注目していることを取り上げてみたい。

【株式SNSより】
個別銘柄の株価予想を中心とした株式SNS“みんなの株式”では、売り予想(株価下落予想)が増えている。普段なら予想の9割が買い予想で、売り予想は1割程度しかないが、現時点(3月29日10時)では売り予想が3割強(28日18時では4割)に増加している。
予想のもっとも多い銘柄は、売り買いとも福島原発と計画停電で揺れる東京電力(9501)を予想したものだか(一ヵ月以内)、その内の59%が売り、41%が買いとなっている。売り材料は言うまでもないが、買い材料はチャート上の反発狙いやインフラ企業としての信頼感によるようだ。買い予想の2位は住金(5404)だが、こちらは震災で被害にあった高炉の再開や同社の火力発電による電力供給を材料にしている。以下買い予想の上位にあるものは、業績急回復・太陽光発電・建設の復興需要などを材料にしている。
一方売り予想の方は、上場廃止予想を材料にしたリンク・ワン(2403)が2位で、大震災で営業を停止しているアミューズメント・復興需要を先取りして買われすぎ銘柄・原発メーカーなどが上位売り予想に取り上げられている。
また、株価予想とは別に個人投資家が日記形式で自分の意見を公表しているが、アクセス数が多い方々が最近注目している材料は、次の様なことがある。
・米国株式市場の堅調さ
・3月期末の配当の増配・減配動向
・自己株式取得枠の公表
・為替や商品市場の動向

【投信ブログより】
 現在の投信ブログには、其々のブロガーの意見や情報を交換する為の“インデックス投資”というキーワードがある。また、そもそも投信による投資は、分散・長期・継続など投資手法を使う為に、株主の投資家とは投資スタンスが異なっているが、震災後2週間で投信全体の91%が運用マイナスとなって残高もその間3%減少していることが伝えられている。(日経)大震災以降、投信ブロガー達は次の様なテーマで情報を発信している。
・日本見直し(但し、日本株への投資は少数派に思われる。元々インデックス投資は、グローバルな株価や債券ごくたまに商品への投資が中心)=どちらかと言うと、投資よりは復興応援的なもの。
・リバランス=この局面では、日本株投信のロスカットのことを指すと思われるが、投信なのでじっと待つのではなく、損切ルールも意識されている。
・手数料下げ=このテーマは、投資コストを抑えるため、常にある。
・改めて分散投資の大切さ
・独立系投信の見直し=投信ブロガー達の独立系投信の運用スタンスに対する期待は大きいようだ。(※多少イメージや投資家への対応スタンスを評価している面が強いが・・)

個人投資家の動向が、市場の声の一部をなしていることも、改めて思い返される。

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