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2017/08
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仲介者としての証券業の現状の課題
一般の方々には余り興味がないかも知れませんが、証券会社は株式や債券などの資本市場において市場仲介者として機能しています。何を仲介しているか、やさしく言い切ると、資金調達したい企業や発行者と投資家のニーズ、買いたい投資家と売りたい投資家のニーズを仲介している、という中学校の公民の教科書のような答えで、読まれている方には恐縮ですが、しかし、これが基本です。
この証券業界にとって、リーマンショック後の金融危機はまだ終わっていません。証券だけではなく、銀行や保険もそうかもしれませんが、資本市場に関係している業者といわれる企業の、市場での評価(株価)水準は歴史的に低いままです。
 今、市場で問題となっていることの幾つかのテーマは、金融危機及びその後の市場対策で問題視され、G20などでグローバルの規制や監視を実施していこうとしていますが、各国で目的は共有されているものの、具体的施策など欧米ではこれからとなります。
・国際的に影響力の強い格付機関の監視
・市場に影響力の強いヘッジファンドに対する規制の検討
・市場取引の増加期待と他の市場参加者への悪影響懸念の両方が対立するアルゴリズムを利用したHFT(超高速取引)
つまりグローバルに見ての金融危機後処理は、まだ終わっていないという事でしょうが、この事と日本の金融特に証券業は余り関係ありません。しかし、日本の証券業は未だ金融危機が継続しているような株価水準となっています。筆者は、証券株が割安だからという事を言いたいのではなく、それなりの問題があるので現在の市場評価になっているのだから、問題点を解消していきましょうという立場です(業務コンサルタントとして)。

 添付したファイルでは、現在、証券業界をとりまく環境を4つに切り分けて、現時点で日本の証券業界が注力もしくは注目していると思われることをイメージ図化してみました。

・1枚目で取り上げた項目は、最近、業界関係者(行政・協会・各証券及びアナリスト)が発信している情報や、業界関係者からのヒアリングにより、注力されていると思われるテーマを筆者が選択しました。(これ以外にも、市場や業界の検討テーマはありますが、現時点では差し迫って問題解決の為に、真摯な議論が行われているように見えません)

・2枚目は、問題解決に向けた理想ですが、4つの環境がリンケージしていることが重要だと考えます。特に、この業界は規制業種なので、市場環境の変化を受けて行政等が問題解決の起点になることが望まれます。

・その為には、証券会社自らの行政等への提言力が必要になってきますが、証券会社は仲介者なので提言の背景には投資家の潜在的なニーズが必要だと考えます。なによりも、証券会社が仲介者として、市場や投資家との会話力を回復することが必要でしょうというのが、話のオチになります。

☆現時点での証券業界の課題等
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ジャンル : ビジネス

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