*All archives* |  *Admin*

2017/07
<<  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  >>
個人投資家調査3様
 株式市場での個人投資家の売買シェアは2割弱まで低下して、市場での存在感が薄くなりつつある様なイメージもあるが、ファンドや機関投資家と異なり、一定期間内の投資収益を厳格に問われる訳ではないので、取れるリスクも大きくかつ多様だ。
私事で恐縮だが、金融関係の友人でご主人と奥様が別々に株式運用されている例を紹介したい。ご主人の方は金融関係の優良株の押し目買いでご多分に漏れず、大きな含み損を抱えておられるが、奥様の方は堅調な運用で若干のプラスだという。奥様の投資手法を伺うと、優待券狙いの投資ということだ。優待券狙い、配当狙い、塩漬け覚悟の投資、など個人の投資スタンスの多様性が市場を支えると信じて、取引所も証券会社も個人投資家の市場参加への増加策を講じて欲しい。
 
最近、その個人投資家の投資動向に関する2社1団体の調査が公表されているので、簡単に紹介したい。

【個人投資家は何に注目し、短期的な先行きのどう考えているか】
~ノムラ個人投資家サーベイ12月2日公表分(野村證券が毎月調査を実施、月次ベースの変化に注目)
・個人投資家の半数以上は3ヵ月後の株価見通しに対して、日経平均で1000円程度の上昇を見込んでいるが、同じく1000程度の下落予想は3割近くいて増加傾向にある。
・株式市場に影響を与える要因としては、6割弱は国際情勢を上げており、為替動向も2割と増加傾向にある。
・期待する業種は、医薬品がトップだが最近では消費関連が増加して2位にある。反対に期待出来な業種としては、今夏以降の欧州債務危機の影響もあり、金融がダントツに上げられている。
・株式投資に関しては、増やしたい個人投資家が38.5%、同減らしたい比率26.6%を12%程度上回っている。

【個人投資家は長期的に何に注目しているか】
~国内個人投資家意識調査(ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが12月12日公表)
・個人投資家が今後1年最も注目している国は、インド(16.9%)、次いで中国(15.4%)、ブラジル(12.6%)。特にインドに対しては、20年後では約3分のⅠが世界最大の経済大国になるとしている。
・日本経済にとって最も懸念される要因としては、「急激な円高」(75%)が最も多く、続いて「欧州の金融・財政問題」(69%)、「米国の景気動向・財政問題」(59%)となっている。
・今後、保有したい資産としては、55%の投資家が「国内株式」を選択しているが、一方で、6割強が日本経済に対して今後12カ月に「ゼロ成長」あるいは「マイナス成長」を予想しており、日本経済への期待感は低い。

【個人投資家とは、どの様な投資家なのか】
~個人投資家の証券投資に関する意識調査報告書(日本証券業協会12月9日公表)
・個人投資家の31.2%が恩給・年金などを収入減としている。また、株式への投資金額は「300 万円未満」が6割超(66.6%)であった。
・株式の投資方針は、「概ね長期保有だが、ある程度値上がり益があれば売却する」(51.5%)が、「配当を重視している」(11.0%)、「値上がり益重視であり、短期間に売却する」(8.3%)を大きく上回っている。
・株式の平均的な保有期間は、「10 年以上」(32.3%)が最も高く、続いて「3年以上5年未満」 (20.8%)、「1年以上3年未満」(18.3%)となっており、全体としては1年以上を平均的な保有期間とするものが8割超(86.9%)となっている。保有期間「1か月未満」は、全体で0.6%、インターネット取引を利用している個人投資家でみても1.6%とごくわずかである。
・株式の売買注文は、「証券会社や銀行の店頭(店舗への電話注文を含む)で」(47.5%)が最も高く、続いて「証券会社のインターネット取引で」(35.3%)となっている。

読まれた方々の個人投資家イメージと一致するだろうか。
スポンサーサイト
Secret
(非公開コメント受付中)

最新記事
カテゴリ
最新コメント
プロフィール

ポーラスター

Author:ポーラスター
2009年1月スタート

最新トラックバック
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
RSSリンクの表示
参考文献
QRコード
QRコード