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2017/06
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年初にあたり期待したいこと
2012年の予想を一通り見て、何だか暗い気持ちになった皆様も多いと思います。特に経済と株式市場の見通しは、欧州債務問題が重石となって、どこかで危機が再燃する懸念があるので日本株の先行き余り明るくないというのがコンセンサスです。何だかここ三ヵ月間同じことを聞いていて、年度予想もその延長の様に感じますが、ドイツの首相も日銀の総裁も同様のコメントをされるので、アナリストの皆様もこの方向は外せないのかも知れません。
しかし、年初でもありますので総悲観論の相場見通しだけではなく、何か明るい話題も提供して欲しと思うのが人情です。それで探しましたが、運用会社の方が書いている“2012年の10サプライズ”(大和住銀投信投資顧問)というコラムには、現状の悲観論に対しての反発と少しの笑いがあり、新年らしい話題の提供でした。(但し、オチは前年のサプライズ予想は余り当たらなかったということです。)
 さて本題の期待したいことですが、株式市場の回復は勿論の事ですが、その悲観論が強い市場と動かない投資家の間にいる市場仲介者としての証券会社の活性化(少し尖った言い方ですが、やさしく言うと以下の事を頑張って取り組んでいただけないかという事)です。

○日本の株式市場回復のストーリーをちゃんと投資家に伝えること。

○大震災の復興事業が本格化すると想定されますが、個別の事業支援の様な事業ファンドと言う段階から、次の段階の復興事業にリスクマネーを供給する仕組みを作り、それに個人投資家も参加させること。

○2011年のIPOは36社と前年の22社から大きく増加しましたが、今年も増加し40社超の上場が予想されるとのことです。このIPO拡大の為の裾野拡大として、プロ向け市場やグリーンシート市場改善の為に、実効性ある議論を真面目にすること。

○銀行や証券会社の劣後債を個人に販売するのはいいのですが、社債そのものの流通市場機能整備を本気で行うこと。(社債の株式の様に個人投資家が買いたい時に買い、売りたい時に売る。其のための情報整備から)

○海外の機関投資家から非難されないファイナンスのあり方を、定着させること。(例えばライツ・イシューなど)

○個人のデリバティブ利用について、分かり易く、安全にリスク管理して、サービス提供を行うこと。

○信用取引に関して、今の時代にあったリアルタイム値洗いや担保の複数回利用が可能になるような改革を取引所とともに行うこと。

○個人投資家向けに、自らの情報発信をちゃんと行うこと。業況は勿論、事業戦略やビジネスプランなど、上場証券会社は自らが上場会社としての情報発信とIRをちゃんと個人投資家向けに行うべきだと考えます。

以上のことがサプライズとなるよう年初の証券業界に期待しています。

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