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投資銀行のイメージ図
 前回、投資銀行のビジネスモデル概要について触れましたが、投資銀行の比較的新しい4つの機能が金融危機の原因となりました。4つの機能は経済にとって重要な機能ではありましたが、欧米投資銀行は収益性が高いビジネスとして人材を多く投入し、同時にその組織の予算を積み上げたので、業務全体がバブルを生み、信用バブルへと繋がりました。

 日本では、まだ機能のキャッチ・アップをしている時期でしたので、金融危機は日本の投資銀行にとっては欧米の投資銀行一部リーグに追い付く好機と感じたとしても不思議ではありませんでした。しかし、金融危機の要因となったことが広く世間にも知られるようになってからは、4つの投資銀行機能のバブル制御をターゲットにした金融規制改革法が欧米で整備され、また海外の世論も反金融(反投資銀行)に大きく傾いています。

 しかし、日本経済が本当にテイク・オフする為には、やはり金融において投資銀行機能の充実を行っていくべきと考えます。その視点で見ると、先週末に出揃った大手・銀行系証券の決算発表は、投資銀行部門=対企業や機関投資家に対するビジネスをどう強化していくかの戦略が全く見えないのが残念です。

元々、投資銀行部門はビジネスのリードタイムが長いので、恒常的な組織立てが重要ですが、決算発表で示されたことは、この部門の大規模なリストラの敢行が中心で、投資銀行業務の戦略的な展開が語られなくなっています。別にリストラの事を残念に思っている訳ではなく、余計な人員は整理して当然ですが、企業や投資家の信頼を回復する為、投資銀行業務をこう展開していくという戦略を見たかったと思います。
(M&Aの様に、外部の専門家を活用すれば、スリムな組織でも投資銀行機能を充実させていく事は可能だと考えます。)

☆投資銀行とは何か
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