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2017/10
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個人の金融資産・海外投資~強まらぬリスク選好
 貯蓄から投資への流れが何故政策的に必要か考える時に出て来る資料が、日銀の資金循環統計による個人金融資産の図表ですが、この統計は3ヵ月毎に日銀より速報値が公表されます。本年6月末の状況が20日に公表されていますが、ここ数年余り大きな変化はありません。市況などの影響もあると思いますが、貯蓄は年率で2%程度の増加傾向にあり、個人金融資産に占める割合も6月末時点で55.7%と増え気味です。反対に株式や債券・投資信託などリスク資産の占める割合は、ここ数年12~14%程度で増減は主に市場環境による影響が大きく、とでも貯蓄から投資といえる変化は起きていません。
 個人がリスクを選好しないのは、世代間の資産の偏りなどもあって個人金融資産そのものが老齢化しているといった見方が大勢ですが、それ故に税制や政策面で、個人の投資を促す政策を強化していただく必要があると思います。
 例えば、成長ファイナンス推進会議(国家戦略室)では、世代間の資産移転の為の仕組みが検討されたようですが、子や孫世代の住宅・教育資金を目的にした非課税の移転スキームがあっても良いのではないでしょうか。

☆個人の金融資産・外貨建資産

また、個人の外貨資産については、同じく資金循環統計の家計の外貨建資産より、6月末の数値は36.2兆円(日銀による試算値)とされていますが、内訳は、
・外貨預金5.7兆円(3月末より0.1兆円減少)
・外貨建投資信託22.1兆円(3月末より2兆円減少)
・外貨建対外証券投資8.4兆円(1年前より0.3兆円減少)
となっています。
なお、個人が多く利用する投資信託による海外投資は、直近の投信協会の数値(本年8月末時点)では22.5兆円で、5月末時点と比べると5兆円の減少です。この内訳は、
・株式が3.5兆円で全体の16%
・債券(含む転換社債)が12.6兆円で全体の56%
・REITなどの投資証券が6.4円で全体の28%
となっています。

☆投資信託の海外投資国別(8月末)
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