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2017/07
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FX取引の現状
10月は、欧州債務危機問題も少し落ち着いていたこともあって、FX取引は前月比で2割程度増加しているようです。このFX取引は、今や為替市場にも大きな影響を与える個人の外国為替取引ですが、その取引イメージは次の様なものです。

・FX取引の口座数 320~330万口座
・主要な取引年齢層 30~40才代
・女性の比率      約2割程度
・証拠金の平均残高    25万円程度
・平均取引金額     150万円程度(平均レバレッジ5倍程度)
[金融商品先物業協会公表:6月末顧客証拠金残高とレバレッジは、店頭FXが8,507億円で4.3倍、くりっく365分が2,023億円で4.2倍、大証分が120億円で5倍]

株式や投資信託の投資家層のイメージからみると、年齢層も若く、証拠金も少額で、小粒の投資家層に見えます。しかし、株式や投資信託とは異なり、FX取引は短期間で売買を繰り返しますので、取引額は大きく膨らみます。例えば、この4月から6月の間に、上記のようなFX取引が何回取引しているかというと以下の様になります。(以下数値は、4月から6月の取引総金額を、6月末の建玉残高金額で割ったものです。)
・店頭FX  112回 
・くりっく365 17回 
・大証FX   23回
[同じく金融商品先物業協会公表:4~6月の取引金額は、店頭FXが411兆9,426億円、くりっく365が14兆8,830億円、大証分が1兆4,381億円]

FX取引の投資家は、平均で日に2~3回取引していることになりますが、主な取引戦略は次の様に大別されます。
○日中の上昇や下落のトレンドに沿って、少しの値鞘確保をねらった売買(スキャルピング)
○短期的なトレンドを読んだ売買(1日内はデイトレード、1週間程度はスイングトレード)
○高金利通貨への投資だが、逆張りで下がったとこを買い、金利差分の収益確保も狙う売買(金利差相当分のスワップポイント獲得が主目的)
○政策的な歪み是正や期待に沿った売買(例えば日銀の円売り介入を期待)
○債券や株式投資の代替手段として売買(例えば保有するリスク資産のヘッジ目的など)
FX取引は、売買は単純だが、その取引目的は多様化しています。

 FX取引は、一時の高成長期が終わり、現在は取扱業者間の生き残りをかけた競争段階に入っています。しかし、FX取引の多様化が次なる成長に繋がると予想されており、特に代替投資手段として利用されるなら、新たな成長ストーリーも描けると考えます。その為には、現在のFX取引で大きなシェアを握る専業者と、個人投資家資産を押える証券・金融機関などの競争・協働の為の新たな関係構築が注目されます。

☆FX取引の現状
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