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2017/08
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資本市場の入り口=ベンチャー投資は地域密着から
 金融危機も、どうやら谷を一つ越えた感が出始めている。
社債の発行なども、昨年の10月~12月期に比べて、本年の第1・四半期は倍以上の発行ということで、ホッとされている金融関係者もおられると思うが、リスクマネーを供給する資本市場の機能回復までは、まだまだ遠そうである。
 金融システムに関していうと、今週2日にはG20での金融サミットが開かれるが、ファンド規制やデリバティブ開示などの規制強化は避けられない。今までの、欧米型総合金融から、金融機関側も転換が求められていくと思う。規模と信用のレバレッジをかけたものから、経済実態に沿ったものにビジネスモデルも変化していくのだろう。
 折しも、先週日本中を沸かせたWBCでは、日本や韓国などの投げる・打つ・走るの基本に忠実な”スモールベースボール”が、結局世界を制した。
 資本市場の再生も基本に戻るべきであるが、その入口には、最初に企業にリスクマネーを提供するベンチャーファンドがいる。
 その機能について、金融の基本に戻って考える時期に来ているとも思うので、1年前のレポートながら、ベンチャーファンドの実態と環境について纏められた信金中央金庫総合研究所のレポートを紹介する。
地域ベンチャーファンドの可能性
ベンチャーファンドは、既に1兆円弱の投資残高になってはいるが、米英などに比べると一桁規模が違っていて、企業育成の面では、その規模はまだまだ不十分である。
しかし、政策や制度整備などは以下の様に行われてもいる。
○2003年度以降は、リレバン対応により地方銀行の関与が地域ベンチャーファンドについては高まっている。
○中小企業基盤整備機構により、以下の地域ファンドスキームが用意され、地方公共団体が参加した場合は、最大7割の公的資金が提供される。
地域ファンドスキーム
○平成20年度から、エンジェル税制が拡大して、最大1000万円までが所得控除対象となる。
また、この分野の主力プレーヤーであるベンチャーファンドについては、大手金融機関系の大手業者が6割以上と圧倒的でもあるが、スモールベースボールならぬスモールベンチャーキャピタルとしての独立系地域VCの存在感が増してきている。
筆者の感想として、大手VCは予算の関係もあるのだろうか、小口案件の多い初期段階のリスクマネー供給には積極的でなかったように思う。
地域密着の独立系ベンチャーが、今後活躍されることを大いに期待したい。
 勿論、その為にはEXIT環境整備が必要なのだが、地域ベンチャーの規模にあったM&AやIPOへの繋ぎをする機能は、地域金融機関に期待されている”スモールベースボール”なのだとも思う。
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