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注目するファイナンス・スキーム
上場企業にとって、上場していることの最大のメリットは、広く投資家から資金調達を行うファイナス機能だと思います。公募、第三者への割当、株主割当と調達先は3つに分類されますが、いずれの方法であっても、株主や投資家が理解しやすい調達目的と発行スキームが望まれます。
 最近は、J-REITの公募増資が相次いていますが、上場企業の公募とは異なり、公募=売り材料とはならず、公募を材料に買われている銘柄もあります。これは、公募による資金使途が明確で、株主や投資家が将来の投資効果を想定しやすいファイナンスということもあると思います。

 一方、新株予約権の第3者割当で、投資会社などへの割当が行われるもので、事前に経営者など大株主との貸株契約が行われるものがあります。単純な資金調達方法ではありませんが、市場価格の上昇により資本が調達される効果が期待できます。但し、他の株主や投資家がスキームを誤解しないためには、少なくとも以下の配慮が必要だと考えます。

☆大株主の売却ニーズと新株予約権の第三者割当スキーム

◎企業の資本政策全体像とその目的を分かり易くディスクロージャー
◎新株予約権を割り当てる投資会社に、経営者が事前の貸株契約を提携する場合、新株予約権発行決議への関与についての配慮
◎新株予約権を割り当てる投資会社のスキーム全体の役割について、株主や投資家に分かり易くディスクロージャー
◎新株予約権の発行条件等に関して、著しく有利にならないような配慮

発行市場と流通市場は、株式市場の両輪ですが、流通市場に十分配慮してこそ発行市場の機能が活きるのではないでしょうか。


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