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2017/07
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個人の金融資産と海外投資の概要
 アベノミクスが個人の投資にどの様な影響を与えたか、今後様々な検証がされることと思いますが、第1ラウンド(多分昨年12月から本年5月)まででの影響について、いくつか触れておきたいと思います。

 6月19日に公表された日銀資金循環統計速報版では、個人金融資産において久しぶりに現預金が減少しました。本年3月末の数値は、848兆円で昨年12月末に比べ6兆円の減少となっています。これが、アベノミクスによる成長戦略に期待した個人のリスクテイクの兆しとなることを期待しています。リスク資産の本年第1四半期の変化をみれば、債券は変わりませんでしたが、投資信託が10兆円・株式などが18兆円の増加となっており、株式市場の上昇を反映したものとなっています。ただし、それでも、欧米の個人リスク資産の状況からみると、個人の金融資産全体の14%程度と相当低い水準(米国の54.1%、ユーロ圏の28.6%)です。逆に考えれば、それだけ個人の投資について“のびしろ”があるということかも知れません、

一方、個人の海外投資に関して、全体では外貨資産が3月末で37.9兆円と3ヵ月間で1.5兆円増加しています。その内訳は、外貨建投信が2.5兆円の増加となったものの、外貨建証券は1兆円減少しており、主に個人の外債投資などの利食い売りが出たようです。アベノミクスにより、個人のリスク資産投資が増え、その中で海外投資も増加していくのが理想ですが、成長戦略に対する評価が定まるには少し時間がかかるようで、相場の第2ラウントを待つ必要がありそうです。

☆個人の金融資産と海外投資動向
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