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2017/06
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アコーディア・ゴルフの資本政策について~斬新な経営革新か、究極の買収防衛策か
ちょうどアベノミクス相場が始まる直前の一昨年11月に、PGMホールディング(2466)による50%以上もプレミアムを付けた買付価格のアコーディア・ゴルフ(2131)株式に対するTOBが発表されました。アコーディア側は反対意向を表明し、途中で株式会社レノ(投資会社)などが大量(共同保有者を含む)にアコーディア株式を買い付けたことで、それぞれの動向が注目されていましたが、結果はPGM側が最低目標にしていた発行済み株式総数の20%に達しなかった為(17%)、このTOBは不成立となりました。
 アコーディア側が、連結配当性向を90%とすることを表明し、株主還元策を強めましたが、同時にホワイトナイトと見られた株式会社レノなどの出口戦略も関係者などの関心を集めました。

 そのアコーディアが、主要な資産であるゴルフ場を三分の二以上切り離す思い切った資本政策を3月28日に公表しています。勿論、上場企業の内容が大きく変わる為、株主総会での特別決議による承認を前提にしています。
その内容は、以下の3つに分かれます。
A) 主要資産を切り離し、事業ファンド化して、シンガポール市場に上場して、資金回収を図る
B) 約450億円以上の自社株取得を実施する
C) 新株予約権付ローンで200億円調達する

 全体像が少し分かり難いので、簡略化(図式化)してみました。

☆ アコーディア・ゴルフの資本政策について

 この様な資本政策は、筆者の私見では非常に斬新だと思います。特に、事業ファンドをシンガポール市場に上場することに関しては、特筆されるべきスキームです。しかし、一方では、過去の経緯からみて究極の買収防衛策(クラウン・ジュエル=買収者の欲する資産を切り離す)にも見えます。

斬新な経営革新なのか、究極の買収防衛策なのか、そのことを決めるのは5万人以上もいらっしゃる株主だと思います。

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テーマ : 証券・金融関連業務
ジャンル : ビジネス

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なんかレノが漁夫の利を得たばかりか、追加資産売却狙いの買い増しにつかながる悪例を作った気がしないでもない。資産切り売り先行で純粋にゴルフ関係企業としての成長や存続ができるか微妙
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