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個人の金融資産と外貨投資について
 18日に、日銀の資金循環統計による個人金融資産(2014年3月末)の概要が発表されました。
それによると個人の金融資産は、1,630兆円で昨年の12月末より14兆円程減少していますが、現金の減少と株式の下落がその主な要因です。株式については、アベノミクス相場が始まってから個人の売り越しが続いていますが、株価の値上がりで金融資産としては増加していました。また債券については、個人向け国債の大量償還が影響しており、前年比1割程度の減少が続いています。
 一方、外貨資産への投資ですが外国株式や外債投資が増加しているようで、この分で昨年末より2割以上の増加となっています。

☆ 個人の金融資産と外貨投資

 この外貨投資が拡大していることは、財務省が公表している国際収支統計(投資家部門別対外証券投資=金融商品取引業者経由部分)の5月までのデータでも確認出来ます。
 外国株式への投資は本年に入ってから拡大しており、月間で1000億円近い金額が買い越されていますし、外債も6000億円前後の買い越しが続いています。

 また、投資信託を通じた海外投資でも米国への投資(株、債券、REITとも)拡大が続いていますが、新興国株式への投資も復調ぎみの様です。

 一方、FX取引はドル・円の値動きが極端に小さくなっているので取引高が減少していますが、円売りポジションについては過去最高水準に近い金額です。

 個人の海外投資が拡大しているので良いことでしょうが、成長戦略により日本企業を見直した個人資産が本格的に日本株に向かうことにも期待したいと思います。

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